こんにちは、雑記ラビリンスです。
2018年、日本では働き方改革が世を騒がせておりますが
その救世主となるであろう技術の一つRPAについて今回
紹介します。
RPAとは?
RPAとはRobotic Process Automationの略で
ホワイトカラー業務を自動化、効率化でき人間の業務の補完的な
働きをすることから仮想知的労働者(Degital Labor)とも言われています。
ロボティック・プロセス・オートメーション - Wikipedia
単純に言えばホワイトカラーの単純作業の自動化です。
自動化といっても何が自動になるのかを次の項目で少し見ていきます。
RPAで何ができるのか?
それでは、現在導入されているRPAがどういった分野で活躍しているのか
事例を通して説明します。
事務作業:各種申請書をExcelへの手入力から自動化
効果:自動化することで入力ミスや確認ミスがなくなったことと
作業時間の短縮
RPAで何が変わるのか?
ホワイトカラーの現場が大きく変わります。
定型業務や事務処理など繰り返し処理はコンピュータに
とって得意中の得意なので、今まで人が行っていたところの
多くの部分がRPAにとって代わるでしょう。
工場などブルーカラーの現場ではベルトコンベアなどを用いた
オートメーション機能はずいぶん昔からありましたので
ホワイトカラー職も同じような流れになっていくのではないかと
思います。
どんな製品があるのか?
RPAは国内、海外合わせて40種類以上あると言われており、
またそれぞれの現場によって最適な製品は変わっていきます。
RPAといっても大きく分けるとサーバー型とクライアント型に
分けることができます。
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サーバー型
・ロボットをサーバーに置き、集中管理するタイプ
・シス菅による管理
・業務全体を自動化
・大量データの取り扱いが可能
・高いセキュリティレベルが要求される
クライアント型
・個人の端末にロボットをインストールするタイプ
・個人レベルの管理
・バックオフィスの個人業務の自動化
・部門、個人など小規模レベルで導入可能
・大規模には向かない
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RPAの導入はどう運用したいかによって変わってくるため、
部門レベルや個人レベルなどのスモールスケールの場合は
クライアント型のほうが向いています。
またグループ子会社を持つような企業がグループ全体の機能を
RPAで行うときはサーバー型のほうがよいでしょう。
有名どころの企業として
WinActor
・国産のRPAソリューション
・提供実績は800社以上
・NTTデータ社
・完全日本語対応
・Office製品に対応
BizRobo!
・400社10000対以上の導入実績
・国内実績はNo.1
・RPAテクノロジー社
Blue Prism
・RPAソフトウェアのパイオニア
・グローバルシェアNo.1
・Blue Prism社(イギリス)
があります。
終わりに
バックオフィスを業務効率を高めるRPAですが、重要なのは
運用の仕方です。個人が好き勝手にロボットを量産してしまうと
似たような機能を持つ野良ロボットがたくさんでき、
かえって混乱してしまうケースもあるようです。
RPAは業務効率のメインツールの一つになっていくでしょう。
おしまい