こんにちは、雑記ラビリンスです。
今回はXaaS(ザース)について解説したいと思います。
まずXaaS(ザース)という言葉を聞いたことはあるでしょうか?
XaaSとは「X as a service」の略でクラウドによって提供されるサービスの総称です。主なXaaSにはIaaS、PaaS、SaaS、DaaSの4つがありますので、それぞれについて解説していきます。
IaaS
IaaSとはInfrastructure as a Serviceの略で「アイアース」とか「イアース」と呼ばれます。サーバ・ストレージ・ネットワークなどをインターネットを経由して提供するサービスです。現実世界で例えるならば土地を提供するサービスみたいなものでしょうか。
IaaSを導入すると自前でインフラ環境を整えなくてもアプリ開発やプラットフォームの作成が可能です。
ブロガーにはなじみが深いXserverやmixhostといったレンタルサーバがこれに当たります。
PaaS
PaaSは「Platform as Service」の略で「パース」と呼びます。IaaSではインフラの提供でしたがPaaSではプラットフォーム一式を提供するサービスとなります。現実世界に例えると賃貸アパートみたいなものでしょうか。
PaaSでは予めプログラミング言語やデータベースが提供されているため、ユーザはすぐに開発に取り組むことができます。
AWS,Azureなどがこのサービスに当てはまります。
SaaS
SaaSとは「Software as a Service」の略で「サース」と呼びます。インターネット上で提供されているサービスを指します。例をあげますとTwitter、Gmail、はてなブログなど普段私たちがお世話になっているサービスはほとんどがSaaSといっていいでしょう。
IaaSやPaaSを使ってSaaSを提供しているのが現状とも言えます。
DaaS
DaaSとは「DeskTop as as Service」の略で「ダース」と呼びます。デスクトップ環境をインターネットを利用して提供するサービスです。クライアント端末からネットワークを通じてデスクトップ環境を呼び出して利用するため、仮にPCが盗まれたりしても情報が取られにくいため、市販されているリッチクライアントPCに比べてセキュリティは高いでしょう。
DaaSに近いものにVDI(デスクトップ仮想化)というものがあります。両者の一番の違いはサービス提供元の違いです。
DaaSはサービス事業者が提供しているものに対してVDIは自社サーバから提供しています。
ユーザからすると使い方はほとんど変わらないので区別がつきにくいかもしれません。
おわりに
今回はXaaS(ザース)について学習したことを解説しました。学習したことをブログという形でアウトプットすると理解も深まりますね。
おしまい